扁平足は障害のもと…?
2016.08.29
みなさん、こんにちは!京都市南区平川接骨院の河野です!
まだまだ陽射しは強いですが少しずつ朝晩は涼しい日が増え、あっという間に8月も終わりを迎えていますがいかがお過ごしでしょうか?
社会人、学生の方々はお盆や夏休みが明けて仕事や学業に忙しい日々に戻っていることかと思います。
社会人も学生もまだまだ夏をエンジョイする方も、生活リズムの乱れから体調を崩さぬよう、気をつけてくださいね!
さて、今日は聞き馴染みのある方も多いと思いますが、扁平足についてご紹介致します!
<扁平足とは>
足部には多くの骨があり、それぞれが連結して下の画像のようなアーチ構造を形成しています。
靭帯や下腿の筋肉、足部内の多くの筋肉に支えられて成り立っています。
アーチには、内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチがありそれぞれ重要な役割を担っています。
中でも外見上で内側のアーチが潰れ、土踏まずがなくなった状態を扁平足といいます。


<アーチの役割>
3種のアーチがあることを紹介しましたが、このそれぞれのアーチは荷重時に身体にかかる衝撃吸収・保護と、荷重エネルギーを反力によって推進力に変える2つの大きな役割を担っています。
このアーチを保持する為に重要なのが、足底筋膜です。

アーチ構造が崩れて扁平足になる原因は様々ですが、多くは過負荷によるものです。
また、加齢によっても足底筋膜に微細な断裂が起こり張力が衰えていきます。
このようにして弱ってしまうことで骨のアーチ構造が崩れます。
アーチが崩れて扁平足になると、
歩行時の踏み出しで母趾に負荷がかかり、外反母趾のもとになったり…
舟状骨の位置がずれることで後脛骨筋の緊張が高まり有痛性外脛骨が起こったり…
足底筋膜に過剰な負荷がかかることで足底筋膜炎や踵骨の骨棘が出来たり…
また、荷重のバランスがずれるために、膝や股関節にも痛みや不具合が出てくることもあります。
このように扁平足は様々な障害や痛みのもとになります。
お仕事やスポーツ、日常生活の中で足の痛みにお悩みの方は
ぜひ一度、当院にご相談ください!!
平川接骨院/針灸治療院(南区本院)
京都市南区西九条西柳ノ内町28−5
075−691−6790