足底腱膜炎のストレッチ方法パートⅡ
2015−12−21
みなさんこんにちは!ようやく冬らしくなってきましたが、体調など崩されてないですか?先日「足底腱膜炎」のストレッチ方法として、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋とヒラメ筋のストレッチをご紹介しました。みなさん試されましたか?今日はパートⅡとして、足底腱膜に直接関係する筋肉のストレッチ方法ををご紹介します。
足底腱膜は土踏まずを保持していますが、土踏まずはアーチ状になることで地面からの衝撃を和らげてくれています。土踏まずは医学的には「内側縦アーチ」と言われ、アーチが低下した状態を偏平足といいます。

偏平足になるとアーチが下がる為、衝撃を上手く吸収することができず、足底腱膜は引き伸ばされた状態になり、足底腱膜が踵に付く部分で牽引力がかかり痛みが生じます。
内側縦アーチに関係するのが、長母趾屈筋・長趾屈筋(アーチの中心部である舟状骨を支え、クッションの働きをしている)



母趾外転筋(第一中足骨と距骨を強く引く働き)

前脛骨筋・後脛骨筋(舟状骨を引き上げる働き)です。


①足底のストレッチ

足の指を自分の方へ引き上げます。足底に痛みを伴うようであれば、ストレッチをやめて下さい。
つま先立ちでしゃがみこみ、膝を床に付いた状態でも足底のストレッチになります。
②前脛骨筋のストレッチ

軽く曲げた両脚を前後に開き、後方の脚のつま先を床につけたまま、足の甲を下方にゆっくりと押しつけていきましょう。
☆ポイント☆
少しの力で伸びるので、力加減に気を付けましょう!
③後脛骨筋のストレッチ

片脚立ちから体重を前の脚にかけ、かかとを床につけてゆっくりと上体を前傾させていきましょう。壁や手すりなどがあると体がふらつきません。
☆ポイント☆
上体を前傾させると同時にゆっくりと膝を曲げていきましょう。
ストレッチは毎日コツコツ続けることが一番大切です!毎日少しずつ行い、習慣にしていきましょう!!
足底筋膜炎でお困りの方は一度当院にご相談下さい。
平川接骨院/針灸治療院(南区本院)
京都市南区西九条西柳ノ内町28−5
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